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避妊手術(卵巣摘出術)

ワクチンのある病気はワクチンで予防するのが一番

メリット

①1回の手術で一生涯にわたり、100%の避妊ができます。
②発情しなくなりますので、雄は近寄ってこなくなります。また生理もなくなりますから、出血で室内を汚してしまう心配もありません。(ただ、ほとんどの動物は発情しなくなりますが、ごく少数の動物では手術をしても、その後に副腎から性ホルモンを出すことがあり、発情兆候を示すことがあります。なお、交尾をしても妊娠はしません。)
③乳がんの発生率を低く抑えることができます。
④人で言えば婦人科の病気に相当する子宮蓄膿症・卵胞嚢腫・卵巣の腫瘍等は100%予防できます。

デメリット

少しだけ肥満になることがありますが、避妊手術後の肥満に対応したフードを与えれば、そのようなこともありません(当院では、特別のフードをご用意しています。詳しくはお尋ねください)。

詳細

◆手術時期◆
①「永久的な避妊」と「無発情化」の目的ならば、いつ行っても効果の点では差異はありません。但し、あまり高齢での手術はお勧めできません。
②乳がんの発生予防の目的も兼ねるのであれば、加齢と共に乳がんの発生リスクは上昇してしまいますので、やはり手術は早ければ早いほうが、より効果的です。(「避妊手術の時期と乳腺腫瘍の発生率」の項をご参照下さい)
 
◆避妊手術は予約制です◆
①当院では、安全性の面から、いわゆる「飛び込み手術」は行っておりません。
②手術に先立って、必ず飼い主様に対して全身麻酔と手術の説明を行いますので、手術日の予約も含めて、まずは一度ご来院ください。
 
■当院におけます手術は、すべて縫合糸反応性肉芽腫に対応した縫合糸・結紮糸を使用しています。(詳しくは「縫合糸反応性肉芽腫に関して」の項をご参照下さい)

手術料金

①避妊手術に関する費用一切については、パック料金になっています(パック料金には麻酔前処置料・麻酔料・手術料・手術当日の入院料・投薬料=術後の抗生物質、が全て含まれています。特段の問題がない限り、更なる追加料金はいただきません)。
②料金等の詳細については、お気軽に電話にて、お問い合わせください。

避妊手術による乳腺腫蕩の予防効果


◆避妊手術の時期と乳腺腫瘍の発生率
1回も発情がきていない時期に手術すると、ほとんど発生しません。
1回発情がきた後に手術すると:10%弱の発生率。
2回発情がきた後に手術すると:30%弱の発生率。
4回発情がきた後に手術しても:乳腺腫瘍の予防効果はありません。
◆乳腺腫瘍の種類
・良性腫瘍:約50%。
・がん:約50%。
◆「がん」の内訳
腺癌・肉腫(骨肉腫・線維肉腫・骨軟骨肉腫)・悪性混合腫瘍。


◆避妊手術の時期と乳腺腫瘍の発生率
※猫は交尾排卵をする動物ですので、交尾しない限り発情は持続します。そのため、犬ほど明確に、発情回数で区分けはできません。
生後6ヶ月以内に手術してしまえば、ほとんど発生しません。
1才までに手術すると:約15%の発生率。
2才までに手術すると:約90%の発生率。
2才以上で手術しても:乳腺腫瘍の予防効果はありません。
※避妊していない雌猫は、避妊している雌猫の7倍もの乳腺腫瘍のリスクが高まるとの報告もあります。
◆乳腺腫瘍の種類
・良性腫瘍:約10%
・がん:約90%
◆「がん」の内訳
腺癌(乳がんの約85%。肺に転移する率が高く、ほとんどが半年以内に死亡してしまいます)・悪性混合腫瘍・肉腫。

去勢手術(精巣摘出術)

喧嘩など問題行動の低減や治療に効果的

メリット

①雄の繁殖能力を、1回の手術で、一生涯に渡って100%なくしてしまいます。
②発情した雌が近くにいても、興奮しなくなります。
③喧嘩やスプレー行動のような問題行動の低減や治療に役立ちます。
猫では、喧嘩による咬傷が少なくなり、間接的に「難治性~不治の感染症」の感染のリスクを低下させることができます。
 
◎潜在睾丸(陰睾){片側又は両側の睾丸が腹腔内に留まり、陰嚢に出ていない状態のこと}は、腫瘍形成の可能性が高いため、発見次第なるべく早期に去勢手術を行うことをお勧めします。
 
「難治性~不治の感染症」
猫のエイズ。猫白血病ウィルス感染症。猫伝染性腹膜炎。

デメリット

少し肥満になることがありますが、去勢手術後の肥満に対応したフードを与えればそのようなこともありません(当院では、特別のフードをご用意しています。詳しくはお尋ねください)。

詳細

◆手術時期◆
①問題行動の低減目的のためには、生後3~6ヶ月の間に手術をされることをお勧めします。
②繁殖能力をなくす目的だけならば、これより後でも特に問題はありません。
 
◆去勢手術は予約制です◆
①当院では、安全性の面から、いわゆる「飛び込み手術」は行っておりません。
②手術に先立って、必ず飼い主様に対して全身麻酔と手術の説明を行いますので、手術日の予約も含めて、まずは一度ご来院ください。

手術料金

①去勢手術に関する費用一切については、パック料金になっています(パック料金には麻酔前処置料・麻酔料・手術料・手術当日の入院料・投薬料=術後の抗生物質、が全て含まれています。特段の問題がない限り、更なる追加料金はいただきません)。
②料金等の詳細については、お気軽に電話にて、お問い合わせください。

去勢手術による問題行動の低減


・放浪行動:90%の犬が改善されます。
・尿のマーキング:60%の犬が改善されます。
・マウンティング:80%の犬が改善されます。
・雄犬同士の喧嘩:75%の犬が改善されます。


・スプレー行動:90%の猫が改善されます。
・マスターベーションの低減効果があります。
・猫同士の喧嘩が減少します。

縫合糸反応性肉芽腫に関して

当院の縫合糸について

近年、ミニチュア・ダックスフント種に多発している縫合糸反応性肉芽腫(縫合糸や結紮糸でアレルギー反応や異物反応を起こし、周囲の組織に肉芽腫を引き起こす病気)に対して、当院では現時点で起こりにくいとされています縫合糸・結紮糸を採用しています。
また、ミニチュア・ダックスフント種に限らず、全犬種、猫にも安全性を最大限に考えて、使用しています。