頭部の病気

EYE

角膜炎

(重要度:★★)

  • 眼球の表面に傷がつき、初期は涙が多い、眼をショボショボする、眼を開けにくい等の症状。
  • 犬伝染性肝炎の感染(現在はまれ)。
  • 放置すれば角膜が白く濁って視力障害をおこす。
  • 多くはどちらか一方の眼に出る。
  • 眼の大きい犬種に多発する(シーズー、チワワ等)。
  • 傷の浅い場合や白濁のない早期に治療すれば、ほとんどは点眼薬だけで完治する。

白内障

(重要度:★★)

  • 水晶体(レンズ)が白濁して視力障害を起こす。
  • 人の老人性白内障と同じで動物も高齢になったら発症します。
  • ほとんどは両眼に同時進行的に出る。
  • 猫より犬のほうが圧倒的に多い。
  • 最近は手術を希望される方がおられますが、眼内レンズを入れるので高額になります。
  • 当院の考えとして、動物は新聞やテレビを見ませんし、馴れた家の中では“感”で動けます。日常生活ではそれほど不便そうには見えませんので、本当に手術が必要なのかと思います。
  • 白内障の進行を遅くする目薬がありますので、それで対応可能と思います。
  • ほかに糖尿病性白内障もあります。

乾性角膜症

(重要度:★★)

  • 涙が少ないか出なくなって、粘調な“眼ヤニ”が出て、角膜が黒色の色素沈着をおこします。
  • 色素沈着は脱色不可能で、黒くなった所の視力障害をおこします。
  • 治療は眼軟膏を1日2回さして涙が出るようにします。

EAR

外耳炎

(重要度:★★)

  • 外耳道の感染と耳垢の付着や堆積で炎症が起こります。
  • 耳の垂れている犬種に多く痒みが強い。
  • 治療は、点耳薬を2週間連続してさして頂ければ、頻繁に来院しての耳掃除が必要ありません。(自宅療法可能)

耳ダニ性外耳炎

  • ミミヒゼンダニの感染によって起こる外耳炎
  • 犬・猫とも起こります。
  • 黒っぽい耳垢が出て痒みがある。
  • 殺ダニ剤の点耳で治療します。(自宅療法可能)

BRAIN

水頭症

【すいとうしょう】(重要度:★★)

  • 脳脊髄液の循環がうまく行われないことにより、脳脊髄液が脳室に貯留して脳圧が上昇する病気。
  • その結果てんかん発作、蟄居状態、嗜眠等の神経症状を引き起こす。
  • チワワがダントツに多い。ヨークシャー、プードルも多い。
  • デコの張った(頭の大きい)犬種に多発する。
  • 治療は脳圧を下げる内科的療法で行います。
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